例えば屋根材の傷みは発生しているが、下地にまでは影響が及んでいない場合、カバー工法で対応できるケースがあります。
カバー工法は既存の屋根の上から新しい屋根材を被せる工法で、元々あった古い屋根材を解体する必要が無い分、工期の短縮やコストの削減に繋がります。
新たに被せる屋根材などは現地調査を実施した上でご提案いたしますが、耐震性を考慮すると、軽めの金属屋根がおすすめ。
ご予算に関することなども含め、ぜひお気軽にご相談ください。
■ カバー工法のメリット
□コストの削減が可能
葺き替え工事の際にはすべての屋根材を解体しなければならないため、解体の手間と廃材処理の手間がかかり、費用もその分かさんでしまいます。
特に2004年以前に建てられた建物の多くにアスベストが含まれているため、解体作業はより慎重に行わなければなりません。
カバー工法ではこれらの作業をする必要が無いため、葺き替え工事と比較するとコストを抑えられます。
□短工期で施工可能
屋根工事の最中は、業者の出入りや騒音・足場の存在によって不便を感じながらの暮らしになります。
その点、塗装工事や葺き替え工事に比べて、カバー工法の方がより短い工期で施工が完了しますので、ご迷惑をおかけする期間も短くなります。
□断熱性・防音性が向上
屋根が二重になるため、断熱性や防音性が大幅UP。
また、室内への熱の流入を低減できるため、快適な室内環境が実現します。
特に夏場は表面温度が70℃以上になることもあるため、この効果を実感できるはずです。